雨漏り調査・修繕の費用は?適正価格をご提案します

    突然の雨漏りで、「修理費用はいくらかかるのか」「どこに頼めば良いのか」と不安になっていませんか。この記事を読めば、雨漏り修理にかかる費用の適正な相場が、屋根・外壁・ベランダなど場所別に明確にわかります。さらに、信頼できる専門業者の選び方から、火災保険を使って費用負担を軽減する具体的な方法まで、あなたが知りたい情報を網羅的に解説。結論として、雨漏り修理は原因の特定が最も重要であり、それによって費用も工法も大きく変わります。本記事は、あなたが悪徳業者に騙されることなく、適正価格で確実に雨漏りを解決し、大切な住まいを長く守るための知識を提供することをお約束します。

    目次

    雨漏り修理の費用相場はいくら?箇所別に解説

    雨漏り修理にかかる費用は、雨漏りの発生箇所、原因、被害の範囲、そして採用する工法によって大きく変動します。一部分の補修で済む場合もあれば、広範囲にわたる大規模な工事が必要になるケースも少なくありません。まずは、雨漏りが発生しやすい箇所ごとの修理費用の相場を把握し、業者から提示された見積もりが適正価格か判断するための参考にしてください。

    ここでご紹介する費用はあくまで一般的な目安です。正確な金額は、専門業者による現地調査を経てからの見積もりで必ず確認するようにしましょう。

    屋根の雨漏り修理費用

    建物の一番上で雨風を直接受ける屋根は、最も雨漏りが発生しやすい箇所です。屋根材の種類や劣化状況によって、修理方法と費用が異なります。特に、広範囲の修理や葺き替え工事では足場の設置が必要となり、別途費用が発生します。

    修理内容費用相場備考
    瓦のズレ補修・差し替え2万円 ~ 10万円数枚程度の部分的な補修の場合。漆喰の補修も含まれることがあります。
    スレート屋根のひび割れ補修3万円 ~ 15万円コーキング材による補修や、部分的なスレートの交換を行います。
    金属屋根の穴あき・サビ補修5万円 ~ 20万円防水テープやコーキングでの補修、部分的な板金の交換など。
    屋根全体のカバー工法(重ね葺き)80万円 ~ 200万円既存の屋根材の上に新しい防水シートと屋根材を被せる工法です。
    屋根全体の葺き替え工事100万円 ~ 250万円既存の屋根材を撤去し、下地から新しく作り直す最も確実な工法です。

    屋根全体の工事(カバー工法・葺き替え)では、足場の設置費用として別途15万円~30万円程度が必要になるのが一般的です。

    外壁の雨漏り修理費用

    外壁からの雨漏りは、壁材のひび割れ(クラック)や、外壁材の継ぎ目を埋めるコーキング(シーリング)の劣化が主な原因です。放置すると内部の断熱材や柱を腐食させるため、早期の対応が重要です。

    修理内容費用相場備考
    ひび割れ(クラック)の補修1万円 ~ 10万円ひび割れにコーキング材を充填する作業。幅や長さによって費用が変動します。
    コーキングの打ち替え・増し打ち10万円 ~ 30万円劣化したコーキングを撤去し新しいものを充填します。足場が必要な場合も。
    外壁塗装工事70万円 ~ 150万円塗装の防水機能が切れた場合に実施。足場設置費用が含まれることがほとんどです。

    ベランダ・バルコニーの雨漏り修理費用

    ベランダやバルコニーは、床面の防水層の劣化や、排水溝(ドレン)周りの不具合によって雨漏りが発生します。下の階の天井にシミができている場合、ベランダからの雨漏りが疑われます。

    修理内容費用相場備考
    トップコートの塗り替え3万円 ~ 10万円防水層の表面を保護する塗装の再施工。5年前後でのメンテナンスが推奨されます。
    排水溝(ドレン)の清掃・補修1万円 ~ 5万円ゴミの詰まり除去や、破損した部品の交換を行います。
    防水工事(ウレタン・FRPなど)10万円 ~ 30万円防水層そのものを再施工する工事です。雨漏りを根本から解決します。

    窓・サッシ周りの雨漏り修理費用

    窓やサッシ周りからの雨漏りは、外壁との隙間を埋めているコーキングの経年劣化が原因であることが大半です。窓枠の木部が腐食したり、クロスが剥がれたりする被害につながります。

    修理内容費用相場備考
    コーキングの打ち替え・増し打ち2万円 ~ 10万円窓の数や大きさ、足場の有無によって費用が変わります。
    サッシ本体の交換10万円 ~ 30万円サッシの歪みや破損が原因の場合に必要。製品によって価格が大きく異なります。

    雨漏りを放置する危険性とは

    雨漏りを放置する危険性 「少しのシミ」でも内部では進行しています 建物の構造体へのダメージ ● 木材の腐食・腐朽 ● 鉄骨のサビ・爆裂 ● 耐震強度の低下 → 倒壊のリスク増 → 資産価値の下落 シロアリ・カビの発生 ● 湿った木材を食害 ● アレルギー・喘息 ● 不快な臭いの発生 → 健康被害の懸念 → 高額な駆除費用 漏電・火災のリスク ● 電気配線の水濡れ ● 頻繁なブレーカー落 ● トラッキング火災 → 人命に関わる事故 → 発見が遅れる危険

    「天井に少しシミがあるだけ」「ポタポタと音がする程度」と、雨漏りを軽視していないでしょうか。わずかな雨漏りでも放置してしまうと、建物の内部で深刻な問題を引き起こし、最終的に大規模な修繕が必要になるケースが少なくありません。ここでは、雨漏りを放置することで生じる3つの重大な危険性について詳しく解説します。

    建物の構造体へのダメージ

    雨漏りの最も恐ろしい点は、建物の骨格である構造体へダメージを与えることです。屋根や壁から浸入した雨水は、断熱材を濡らし、やがて柱や梁、土台といった重要な木材を湿らせます。木材は常に湿った状態が続くと腐朽菌が繁殖し、徐々に腐食してスカスカの状態になってしまいます。

    構造体の腐食が進行すると、建物の強度が著しく低下し、地震や台風などの自然災害時に倒壊するリスクが高まります。また、鉄骨造の建物であっても、雨水によって鉄骨が錆び、体積が膨張して周囲のコンクリートを破壊する「爆裂」という現象を引き起こすことがあります。雨漏りは建物の寿命を確実に縮め、大切な資産価値を大幅に下落させる原因となるのです。

    シロアリやカビの発生

    雨漏りによって湿った木材や断熱材は、シロアリやカビにとって絶好の繁殖場所となります。特にシロアリは湿った木材を好んで食べるため、雨漏り箇所から侵入・繁殖し、柱や土台といった構造体を食い荒らしていきます。シロアリの被害は目に見えない壁の内部や床下で進行することが多く、気づいたときには建物の耐久性に深刻な影響が出ていることも少なくありません。シロアリの駆除や被害箇所の修復には、雨漏り修理とは別に高額な費用がかかるため、経済的な負担も大きくなります。

    さらに、カビの発生は健康被害に直結する深刻な問題です。カビの胞子を吸い込むことで、アレルギー性鼻炎や気管支喘息、アトピー性皮膚炎などを引き起こしたり、症状を悪化させたりする可能性があります。特に、免疫力の低い小さなお子様やご高齢の方がいるご家庭では、重大な健康リスクとなり得ます。

    発生するもの主な被害・リスク
    シロアリ柱や土台などの構造材を食害し、建物の強度を低下させる。倒壊のリスクも生じる。
    カビ・ダニアレルギー性鼻炎、気管支喘息、皮膚炎などの健康被害を引き起こす。不快な臭いの原因にもなる。

    漏電や火災のリスク

    雨漏りは、火災という最悪の事態を引き起こす危険性もはらんでいます。天井裏や壁の内部には、照明やコンセントにつながる電気配線が張り巡らされています。雨漏りによってこれらの配線や接続部分が濡れると、漏電が発生する可能性があります。

    漏電ブレーカーが作動すれば一時的に電気は遮断されますが、それはあくまで対症療法に過ぎません。原因である雨漏りを修理しない限り、漏電のリスクは解消されず、何度もブレーカーが落ちる状態が続きます。さらに危険なのは、漏電箇所から火花が発生し、近くのホコリや建材に引火して「トラッキング火災」につながるケースです。目に見えない天井裏で発生した火災は発見が遅れやすく、気づいたときには手がつけられないほど燃え広がっていることもあり、命や財産を脅かす重大な事故につながる恐れがあるのです。

    雨漏りの原因を特定する調査方法と費用

    雨漏り修理を成功させるためには、まず雨水の浸入経路を正確に特定することが不可欠です。原因がわからないまま闇雲に修理をしても、雨漏りが再発するリスクが高まります。ここでは、プロの業者が行う代表的な雨漏り調査の方法と、それぞれの費用相場について詳しく解説します。

    目視調査

    目視調査は、専門家が屋根や外壁、ベランダ、室内などを目で見て、雨漏りの原因となりうる箇所を探す最も基本的な調査です。ひび割れ、コーキングの劣化、瓦のズレ、防水層の破れなど、経験豊富なプロの目で劣化状況を丹念にチェックします。多くの業者が見積もり提出前の初期診断として行っており、比較的簡易な雨漏りであれば、この調査だけで原因が特定できることもあります

    費用相場は無料から3万円程度ですが、多くの優良業者は無料で行っています。ただし、屋根裏への進入や特殊な足場が必要な場合は、別途費用がかかることもあります。

    散水調査

    散水調査は、雨漏りの原因と疑われる箇所にホースなどで水をかけ、実際の雨の状況を再現して浸入口を特定する調査方法です。原因箇所を一つひとつ順番に絞り込みながら水をかけていくため、時間はかかりますが、複雑な雨漏りでも原因箇所をピンポイントで特定できる確実性の高い方法です。雨漏りが再現された時点で散水を止め、浸入経路を確定させます。

    費用相場は3万円から20万円程度と幅があります。これは、調査にかかる時間や調査範囲、人員の数によって変動するためです。調査には半日から1日以上かかることも珍しくありません。

    赤外線サーモグラフィー調査

    赤外線サーモグラフィー調査は、建物を傷つけることなく内部の状態を把握できる非破壊検査の一つです。専用の赤外線カメラを使用して建物の表面温度を撮影し、温度の違いを色で可視化します。雨水が浸入している箇所は、水の気化熱によって周囲よりも温度が低く表示されるため、壁の内部や天井裏など、目視では確認できない隠れた雨漏りや浸水範囲を特定するのに非常に有効です

    費用相場は10万円から25万円程度です。専門的な機材と高度な分析技術を要するため、他の調査方法よりも高額になる傾向があります。また、正確な調査のためには晴天が続いた後に行うなど、天候の条件が重要になります。

    調査方法ごとの費用と特徴の比較

    どの調査方法が最適かは、雨漏りの状況や建物の構造によって異なります。それぞれの特徴を理解し、業者と相談しながら最適な方法を選択しましょう。

    調査方法費用相場特徴・メリットデメリット・注意点
    目視調査無料~3万円費用が安く、短時間で実施可能。簡易な原因特定に向いている。原因が複雑な場合や隠れた箇所の特定は難しい。調査員の経験と知識に左右される。
    散水調査3万円~20万円雨の状況を再現するため、原因特定における確実性が非常に高い。調査に時間がかかる。調査中に室内が濡れるリスクがある。費用が比較的高め。
    赤外線サーモグラフィー調査10万円~25万円建物を傷つけずに壁内部などの浸水箇所を特定できる。広範囲の調査が可能。専門機材と分析技術が必要で高額。天候条件に左右されることがある。

    雨漏りの原因調査は、修理全体の成否を分ける重要な工程です。まずは信頼できる専門業者に相談し、建物の状況を正確に診断してもらうことから始めましょう。

    失敗しない雨漏り修理業者の選び方5つのポイント

    失敗しない雨漏り修理業者の選び方 1. 実績・専門性 豊富な経験と技術力 2. 明確な見積書 詳細な内訳の記載 3. 保証・アフター 工事後の安心サポート 4. 迅速・丁寧 誠実な対応と説明 5. 許可・資格 建設業許可や関連資格

    雨漏り修理は、原因の特定が難しく、専門的な知識と技術が求められる工事です。一度の修理で確実に雨漏りを止めるためには、信頼できる優良業者を見極めることが何よりも重要になります。ここでは、業者選びで失敗しないための5つの重要なポイントを解説します。

    1. 実績が豊富で専門性が高いか

    雨漏り修理の成否は、業者の経験と専門性に大きく左右されます。雨漏りの原因は屋根や外壁、ベランダなど多岐にわたり、建物の構造や経年劣化の状況によっても様々です。数多くの現場を経験し、多様な原因に対応してきた実績のある業者は、正確な原因特定と適切な修理方法の提案が期待できます。

    業者のウェブサイトで施工事例を確認し、自宅と似たような症状の修理実績があるかを見てみましょう。また、「雨漏り診断士」や「建築士」といった専門資格を持つスタッフが在籍しているかも、技術力を見極める上での重要な指標となります。

    2. 見積書の内容が明確か

    複数の業者から見積もりを取る「相見積もり」は必須ですが、単に金額の安さだけで選ぶのは危険です。重要なのは、見積書の内容が具体的で分かりやすいかという点です。「工事一式」といった曖昧な記載ではなく、どの箇所に、どのような材料を、どれくらい使って、どんな作業をするのかが詳細に記載されているかを確認しましょう。不明瞭な見積もりを出す業者は、後から高額な追加費用を請求してくる可能性があります。

    確認項目良い見積書の例注意が必要な見積書の例
    工事内容「屋根谷部 板金交換」「外壁サイディング目地 コーキング打ち替え」など作業内容が具体的「雨漏り修理工事 一式」など内容が不明確
    使用材料メーカー名や商品名、規格(例:変成シリコン系シーリング材)が明記されている「コーキング材」「防水塗料」など、材料の種類が不明
    数量・単価「〇〇m」や「〇〇㎡」といった数量と、それぞれの単価が記載されている数量や単価の記載がなく、合計金額しか書かれていない
    諸経費「現場管理費」「廃材処分費」など、内訳が分かるように記載されている「諸経費 一式」となっており、何に対する費用か分からない

    見積書に少しでも疑問点があれば、必ず担当者に質問し、納得できるまで説明を求める姿勢が大切です。誠実な業者であれば、丁寧に回答してくれるはずです。

    3. 保証やアフターフォローが充実しているか

    雨漏りは一度修理しても、別の箇所から再発する可能性がある厄介なトラブルです。そのため、工事後の保証やアフターフォロー体制が整っている業者を選ぶことが非常に重要です。「工事保証書」を発行してくれるか、保証の期間と範囲はどのようになっているかを契約前に必ず確認してください。保証範囲には、修理した箇所からの再発だけでなく、工事が原因で発生した別の不具合も含まれるかなどを細かくチェックしましょう。また、定期的な点検などのアフターフォローを提供している業者であれば、より安心して任せることができます。

    4. 迅速な対応と丁寧な説明をしてくれるか

    雨漏りは放置すると被害が拡大するため、迅速な対応が求められます。問い合わせの電話やメールへの返信が早く、現地調査の日程調整もスムーズに進む業者は信頼できます。また、現地調査の際には、雨漏りの状況や原因について、専門用語を多用せず、一般の方にも分かりやすく説明してくれるかどうかも重要なポイントです。こちらの不安や質問に対して、真摯に耳を傾け、納得のいく答えを返してくれる担当者がいる業者を選びましょう。コミュニケーションの取りやすさは、工事中のトラブルを防ぐ上でも不可欠です。

    5. 建設業許可や関連資格を保有しているか

    業者の信頼性を客観的に判断する材料として、公的な許可や資格の有無が挙げられます。特に、請負金額が500万円以上(建築一式工事の場合は1,500万円以上)の工事を行うには「建設業許可」が必要です。この許可を得ている業者は、経営面や技術面で一定の基準をクリアしていることの証明になります。また、「建築士」や「建築施工管理技士」、「雨漏り診断士」といった国家資格や民間資格を保有する専門家が在籍しているかも、技術力を示す重要な指標です。これらの情報は、会社のウェブサイトで確認したり、見積もり依頼時に直接質問したりして確認しましょう。

    雨漏り修理で火災保険が適用されるケースと申請方法

    雨漏り修理と火災保険の適用判定 適用される可能性「大」 自然災害が原因 台風・強風 雪災・雹(ひょう) 適用対象外 自然災害以外が原因 経年劣化 施工不良 ▼ 保険申請の基本的な流れ STEP 1 保険会社へ連絡 STEP 2 必要書類の提出 STEP 3 鑑定人による調査 STEP 4 保険金の決定・入金 ※被害発生から3年以内

    「雨漏りの修理費用が高額で支払いが難しい…」とお悩みではありませんか?実は、雨漏りの原因によっては、ご加入の火災保険を使って修理費用をまかなえる可能性があります。「火災保険」という名前から火事の時しか使えないと思われがちですが、風や雪などの自然災害による損害も補償の対象となる場合が多いのです。ここでは、火災保険が適用されるケースや申請方法について詳しく解説します。

    自然災害が原因の場合に適用される可能性

    火災保険が雨漏り修理に適用されるかどうかの最も重要なポイントは、その原因です。台風や強風、大雪といった自然災害が原因で建物が破損し、その結果として雨漏りが発生した場合に、保険が適用される可能性があります。

    一方で、建物の老朽化による経年劣化による雨漏りは、火災保険の補償対象外となるのが一般的です。どちらのケースに該当するのか、具体例を見ていきましょう。

    分類具体的な原因の例保険適用の可否
    風災台風や強風で屋根瓦が飛んだ・ズレた、棟板金がめくれた結果、雨漏りが発生した。適用される可能性が高い
    雪災大雪の重みで屋根が歪んだり、雨樋が破損したりして、そこから雨漏りするようになった。適用される可能性が高い
    雹災(ひょうさい)降ってきた雹(ひょう)によって屋根材や天窓が割れ、雨漏りの原因となった。適用される可能性が高い
    経年劣化長年の使用で防水シートやコーキングが劣化したことによる雨漏り。適用されない
    施工不良新築時や過去のリフォーム工事の不備が原因で発生した雨漏り。適用されない

    このように、あくまで「突発的な自然災害」による損害が対象となります。ご自身の雨漏りの原因がどちらに当てはまるか不明な場合は、まず専門の修理業者に調査を依頼し、原因を特定してもらうことが重要です。

    保険申請の基本的な流れと注意点

    火災保険を申請する際は、正しい手順を踏むことが大切です。一般的な申請の流れと、知っておくべき注意点を解説します。

    保険申請の基本的な流れ

    1. 保険会社への連絡
      まず、契約している損害保険会社の事故受付窓口に連絡します。被害の状況、発生日時、原因などを伝えましょう。保険証券を手元に用意しておくとスムーズです。
    2. 必要書類の準備と提出
      保険会社から案内された必要書類を準備します。主に以下の書類が必要です。
      • 保険金請求書
      • 修理業者が作成した見積書
      • 被害状況がわかる写真(被害箇所、建物全体など)
      • 罹災(りさい)証明書(自治体が発行。不要な場合もあります)
    3. 保険会社による損害調査
      保険会社が派遣する鑑定人(損害保険登録鑑定人)が、被害状況を確認するために現地調査を行う場合があります。修理業者に立ち会ってもらうと、状況説明がスムーズに進みます。
    4. 保険金の決定と支払い
      提出書類と調査結果をもとに、保険会社が審査を行い、支払われる保険金額が決定します。金額に合意すれば、後日指定の口座に保険金が振り込まれます。

    申請時の注意点

    • 申請期限を守る
      保険金の請求には期限があります。保険法により、被害発生から3年以内に申請する必要があると定められていますので、雨漏りに気づいたら速やかに手続きを進めましょう。
    • 免責金額を確認する
      契約内容によっては、損害額の一部を自己負担する「免責金額」が設定されている場合があります。例えば、免責金額が5万円の場合、修理費用が20万円でも支払われる保険金は15万円となります。契約内容を事前に確認しておきましょう。
    • 悪質な業者に注意する
      「保険金を使えば無料で修理できる」と謳う業者には注意が必要です。不要な工事を勧めて高額な請求をしたり、高額な申請代行手数料を請求したりするトラブルが報告されています。保険申請は契約者本人が行うのが原則です。信頼できる修理業者に相談しましょう。
    • 勝手に修理を始めない
      保険会社の損害確認が終わる前に修理をしてしまうと、被害の状況がわからなくなり、正当な保険金が受け取れなくなる恐れがあります。応急処置は問題ありませんが、本格的な修理は保険会社の承認を得てから開始するのが原則です。

    雨漏り調査・修繕 けんおうリノベーションが選ばれる理由

    数ある雨漏り修理業者の中から、どの業者に依頼すれば良いのかお悩みではありませんか?雨漏り修理は、原因の特定から施工まで、高度な専門知識と技術力が求められる工事です。業者選びを誤ると、費用が無駄になるばかりか、建物の寿命を縮めてしまうことにもなりかねません。ここでは、けんおうリノベーションがお客様から選ばれ続ける理由を3つのポイントに絞ってご紹介します。

    適正価格でのご提案と明確な見積もり

    雨漏り修理の費用が不透明で不安を感じる方は少なくありません。けんおうリノベーションでは、お客様に心からご納得いただいた上で工事をお任せいただけるよう、価格の透明性を徹底しています。お問い合わせから施工、アフターフォローまで一貫して自社で管理する「完全自社施工体制」を整えることで、下請け業者に支払う中間マージンを徹底的に排除し、高品質な施工を適正価格でご提供しています。

    また、ご提出するお見積書は「工事一式」といった曖昧な表現は一切使用しません。「どの箇所に」「どのような材料を」「どれくらいの量使用し」「どのような作業を行うのか」といった工事内容の詳細な内訳を項目ごとに明記いたします。なぜその工事が必要なのか、専門用語も分かりやすくご説明しますので、ご不明な点は何でもご質問ください。お客様がご納得されるまで、丁寧にご説明することをお約束します。

    経験豊富な専門家による確実な施工

    雨漏り修理で最も重要なのは、その原因を正確に特定することです。原因箇所を見誤ったまま表面的な補修をしても、雨漏りはすぐに再発してしまいます。けんおうリノベーションには、雨漏り診断士や建築施工管理技士といった難関資格を保有する専門家が多数在籍。長年の経験で培った知見と、赤外線サーモグラフィーカメラや散水調査などの専門的な調査技術を駆使し、建物の構造を傷つけることなく、雨水の浸入経路を的確に特定します。

    原因を特定した後は、建物の構造や劣化状況、ご予算などを総合的に判断し、数ある工法の中から最も効果的で持続性の高い修理プランをご提案。豊富な施工実績に裏打ちされた高い技術力で、雨漏りの再発リスクを根本から断ち切る確実な施工を行います。

    充実の保証とアフターサービス

    「工事が終わったらそれっきり」では、お客様は安心して暮らすことができません。けんおうリノベーションでは、工事完了後もお客様の大切な住まいをお守りするため、独自の保証制度とアフターサービスをご用意しています。施工内容に応じて保証書を発行し、万が一、保証期間内に施工箇所から雨漏りが再発した場合には、無償で迅速に対応いたします。

    私たちの工事は、施工品質に絶対の自信があるからこそ、最長10年の長期施工保証をお付けすることが可能です。工事後も安心してお過ごしいただくために、保証内容を下記の通り明確に定めています。

    工事内容保証期間備考
    屋根全体の葺き替え・カバー工法最長10年使用する屋根材メーカーの製品保証も適用されます。
    外壁塗装・カバー工法最長10年塗料のグレードや施工範囲により期間が異なります。
    部分的な補修(コーキング打ち替え等)1年~5年補修範囲や劣化状況に応じて最適な保証期間を設定します。
    ベランダ・バルコニー防水工事最長10年防水工法の種類によって期間が異なります。

    また、工事完了後も定期的な点検にお伺いするなど、アフターフォロー体制も万全です。工事をして終わりではなく、お客様の住まいのパートナーとして、末永くお付き合いさせていただければ幸いです。

    まとめ

    雨漏りは、放置すると建物の構造体に深刻なダメージを与え、カビやシロアリの発生、さらには漏電といった二次被害を引き起こす非常に危険なサインです。修理費用は、屋根や外壁、ベランダといった発生箇所や原因によって大きく変動するため、まずは専門家による正確な原因調査が不可欠となります。

    雨漏り修理で失敗しないためには、実績が豊富で、内容が明確な見積書を提示し、充実した保証やアフターフォローを提供してくれる信頼できる業者を選ぶことが結論として最も重要です。また、台風や強風などの自然災害が原因の場合は、火災保険が適用される可能性もあるため、申請方法も確認しておきましょう。

    けんおうリノベーションでは、経験豊富な専門家が確実な調査を行い、お客様にご納得いただける適正価格でのお見積もりをご提案します。少しでも雨漏りの不安を感じたら、手遅れになる前に、ぜひ一度私たちにご相談ください。

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    詳細情報

    〒243-0018 神奈川県厚木市中町2丁目13-14サンシャインビル602

    URL:https://renovation.a2gjpn.co.jp/

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